アニマルランデブーは 「オーセンティック・ムーヴメント」と呼ばれるダンスセラピーの手法を取り入れたワークショップです。
参加者がいまここにある体と感覚への気づきを通して自己を発見し、それをゆるやかに他者と分かち合います。
「見ること」と「見られること」の関係性のなかで行う、ダンスセラピーの手法です。
ダンスセラピーのパイオニアとされる、ユング派のメアリー・ホワイトハウスによって始められました。
それは即興的な動きから生まれる自由な身体表現。瞑想に似たダンスとも言われます。
参加者は「動く人 (mover)」と「見る人
(witness)」に分かれ、「動く人」は目を閉じた状態で、内側の細胞の衝動から生じる動きに従い、体を動かします。「見る人」は自分自身の内面世界に生じてくる感覚や意味づけ、判断や批判に対してマインドフルな状態(その瞬間の体験に意識を向けた状態)であり続けます。「見る人」は「動く人」の動きをただありのままに受容し、「動く人」がコメントを求めるときにのみ話します。
参加する全ての人の知覚が高まると同時に、それが互いへの深くあたたかい敬意と共感をもたらすワークです。
(*Authentic Movement Instituteによる定義を基に記載)。
Q1 運動やダンスが得意ではないのですが、大丈夫ですか?
A1 大丈夫です。個々人の体から自ずと生まれるムーブメントを、じっくり解放していく時間になります。
ダンスというより静かで僅かな動きもしれません。まったく動かないこともあるかもしれません。
音楽や振付に合わせて動くものではなく、身体能力や表現力等の得意・不得意は関係ありません。
Q2 男性でも参加できますか?
A2 もちろん!これまでの参加者の男女比は、半々くらいです。
Q3 怪我/病気をしているのであまり動けないのですが・・・
A3 ご自身の体の声を聞きながら、無理のない範囲でご参加頂けます(状態に応じて、
その場にいながら座ってみているだけでも大丈夫です)。
UMIRA : ファシリテーター
イギリス南西部にてアートと身体表現を学んだ後、南アフリカで動物保護区に長期滞在。
後に米国でオーセンティック・ムーヴメントに出会い、身体を通して人の動物的叡智や野生の感覚を探究する。
自分の体と深く繋がりながら、自然界との結びつきを捉え直すことに興味があります。
Riyo:サポート&通訳
米国Process Work Institute卒業。小学生の時、なぜ同じ地球なのに人の人生はこれほど違うのかと不思議に思い、
笑顔を一つでも増やすことをライフワークにしたいと感じながら、国際人権NGOのオフィス立ち上げに関わる。
優しく平和な未来へのバトンを繋ぐことを目標に、世界の多様な声と、自らの心と身体の声に向き合う日々。
米国ポートランドにあるProcess Work Instituteにて身体心理学的な取り組みを学ぶ傍ら、
現地のプロセスワーカーAnnie Blairからオーセンティック・ムーヴメントに触れる機会を得た日本人が集い、この会を企画しました。